新編・伊勢物語 第3591段 日本狼を追ひもとめて その8 星原二郎第3591段 日本狼を追ひもとめて その8 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和8年6月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』293号に 【日本狼を追ひもとめて】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その8首目の作は 過ぎ去りし 遠き昔を 懐かしみ 吉野の山に 狼の声 この歌の心は明治38年の死骸を購入以来 日本狼の確実なる生存情報はなく あるのは、「遠吠えを聞いた」「姿を見掛けた」等の 噂話のみにて、絶滅を悼み嘆き悲しみての作なり。