第3586段 日本狼を追ひもとめて その3
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和8年6月5日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』293号に
【日本狼を追ひもとめて】と題し連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
その3首目の作は
清らなる 高見川沿ひ やうやくに
日本狼の 像にまみえる
この歌の心はブロンズのある東吉野村の県道16号線沿ひにある
到着しての感慨の作なり。
県道に沿ひて流るる高見川の清流の瀬音
いと深く印象に残りけり。
而して、そのブロンズの脇には三村純也氏の句碑の
「狼は滅び木霊は存(ながら)ふる」があり
名句とぞ覚えけり。