第3527段 50年来の友との終の別れを覚悟して
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和8年2月28日の
安城市の沃野短歌会の毎月開催の
月例歌会に次の歌
またねとぞ 言ひしがまたは あらざるを
互ひ知りゐて 振り向きはせず
を事前に提出し臨みけり。
歌の心は今を去る或る日
久しぶりの友を訪ねての歓談の後の
別れ際の様子を詠みたる作なり。
蛇足ながら、仏足石歌体に倣ひ
結句の後に七音を付け加へるなれば
「泣き顔は見せず」か。
60年来の友人との最後の別れ場面なり。
而して、歌会での評価は14首中3席なれば
結果を諾ひけり。