新編・伊勢物語 第3500段 真冬の外出着 星原二郎第3500段 真冬の外出着 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和8年2月の上旬の或る日 寒き日の続きたれば外出を控へれど やんごとなきなき用ありて外出の用意を整へ 歌を 着膨れて 出でゆくわれを 嗤はれて ゐると思へど 今は気にせず と詠み、見てくれより防寒第一を考へての 服装に身を包み行きけり。