第3476段 東北の山奥の一軒家に住むは何ゆゑ
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和8年1月13日
その男の所属する短歌の「桃の会」の機関誌である
『桃の会だより』63号に
更に三首目に次の歌の
旅を来て みちのくの奥に 人の家
江湖隔たり 住むは何ゆゑ
を発表しまた仲間に評価を問ひけり。
四句の「江湖隔たり」の「江湖」とは狭義には
中国の長江と洞庭湖を指し
広義にては世間。または世の中の意なり。
而して、この歌の場合は「人里を遠く離れて」の意なり。
而桃の仲間からの評価は
「旅先での見掛けた疑問が素直に詠まれてゐる」
「はるばると旅をしてきた遠方の地みちのく
その更に奥に世間を避けるかのやうな人家をみかけた。
住む人の生活、人生に思ひを馳せる作者」
との歌評をたまはりけり。