第3475段 師を今も敬ふ歌
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和8年1月13日
その男の所属する短歌の「桃の会」の機関誌である
『桃の会だより』63号に
更に次の歌の
師の知らぬ 令和のみ代を 生きて今
齢近づき なほも遥けき
を発表し仲間に評価を問ひけり。
この歌の心はその男の歌の師匠である
山川京子師は平成26年3月20日
齢93歳にして逝去し今年12回忌を迎へるにあたり
感慨を詠みたる作なり。
而して、桃の仲間からは
「先生の逝かれた年齢と自分の今の年齢を省みて
師の偉大さをしみじみ実感する作者。師への敬愛の情と
自分への厳しさが表れてゐる」との評価を給はりけり。
而して、初句の「知らぬ」には敬語表現が欲しい
との意見もあれども、内容全体に師を敬ふ気持ちが
あるのだからこれ以上の敬語表現の必要はなし。とぞ覚えけり。
賢明なる読者子はその点、如何であらうか?