新編・伊勢物語 第3416段 設楽の姥彼岸桜 その13 星原二郎第3416段 設楽の姥彼岸桜 その13 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年12月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』291号に 【設楽の姥彼岸桜】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その13首目の作は 風に散る 無数の花びら その一つ わが手の平に 届きたまはる この設楽の姥彼岸桜は根回り2.4メートル 目通り2.7メートル、樹高7メートルの 堂々たる巨樹なり。