新編・伊勢物語 第3415段 設楽の姥彼岸桜 その12 星原二郎第3415段 設楽の姥彼岸桜 その12 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年12月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』291号に 【設楽の姥彼岸桜】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その12首目の作は 散るとふは 美しきかな 人もまた 斯くや願ふを 頷かざらめや この設楽の姥彼岸桜は「八橋の姥彼岸桜を守る会】にて 整備され保護され、年ごとに咲き 見事なる散り様に感嘆の声を挙げ生まれ出でたる歌なり。