新編・伊勢物語 第3409段 設楽の姥彼岸桜 その6 星原二郎第3409段 設楽の姥彼岸桜 その6 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年12月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』291号に 【設楽の姥彼岸桜】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その6首目の作は 稀に見る 名桜と思ふ 山里の 八橋に咲く 枝ぶりぞよし この桜は設楽町の教育委員会の資料に拠ると 1896年(明治29年)に別の地区に植ゑられ 1923年(大正12年)に今の場所へ移植されしとぞ。