新編・伊勢物語 第3407段 設楽の姥彼岸桜 その4 星原二郎第3407段 設楽の姥彼岸桜 その4 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年12月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』291号に 【設楽の姥彼岸桜】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その4首目の作は 奥三河 設楽郡(こほり)の 姥彼岸 桜美し 会ひに来にけり 朝日新聞の2020年3月23日の「天声人語」の書き出しは 「その桜は、両翼を広げて舞い立とうとする巨大な鶴のように見えた」 から始まるまさに名文の誉れも高き天声人語氏とぞ覚えけり。