第3405段 設楽の姥彼岸桜 その2
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和7年12月5日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』291号に
【設楽の姥彼岸桜】と題し連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
その2首目の作は
念願の 今し叶ひて 会ひ得れば
心たかぶり 声あげ対ふ
この【設楽の姥彼岸桜】に会ひに行きたるは
去る、令和7年4月14日のこと。
行動はその前日に近くまで行き
近くの設楽の道の駅泊し早朝に
本居宣長翁の名歌の
敷島の 大和心を 人問はば 朝日に匂ふ 山桜花
に因み早朝の朝日に匂ふ頃に鑑賞がその男の桜を愛でる流儀なり。
叶ひたれば いと嬉しかりけり。