新編・伊勢物語 第3386段 大器晩成と思へども 星原二郎第3386段 大器晩成と思へども 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年10月10月中旬の或る日 短歌大会に出す歌の作品作りに 苦しみ、もがき、足搔き、悩みての後 更に歌を 頭角を 現すのは今 逃しなば 埋もれてしまふぞ 時の流砂に と詠み、その男の年齢を鑑みると 残されたる人生の時間の少なさに いささかの焦りを覚えての作なり。 而して、心の中では 【まう手遅れ】【急げ】 との堂々巡りの声が聞こへけり。