第3367段 師匠の年齢に近づきつつ
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和7年9月27日
安城市の沃野短歌会の毎月開催の
月例歌会に次の歌の
師の知らぬ 令和のみ代を 生きて今
齢近づき なほも遥けき
を事前に提出し臨みけり。
歌の心はその男の歌の師匠である
山川京子先生を慕ふ内容なり。
山川京子先生は大正10年8月生まれにて
平成26年3月に93歳にて逝去。
その男にとりては偉大なる師匠して
年齢を重ねれど近づき難き心境を詠みたる歌なり。
而して、歌会での評価は参加者の10名中4名より
得点をいただきトップ賞なれば意気揚々と引き揚げけり。
いとめでたし。