新編・伊勢物語 第3365段 熊と人との共存共栄を 星原二郎第3365段 熊と人との共存共栄を 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年9月の下旬の或る日 ニュースにて日本の各地の人里に熊が出没し 被害者も出て射殺される事を知り 歌を 熊どもの 意見聞きたし 一歩的に 悪者扱ひ されて殺さる と詠み、元々は人間と熊とは山と里とで棲み分けがされてゐたれど 近年の山の荒廃、人里近くの耕作放棄地などにより 境界線があやふやになりたる事も原因の一つにて よき解決策を模索し共存共栄を図るべしとぞ覚えけり。