新編・伊勢物語 第3333段 別離より死を選択しその後 星原二郎第3333段 別離より死を選択しその後 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年8月の下旬の或る日 旧き友を訪ねて雑談の中で 遠き昔の事実を聞き歌を 別れるなら 死ぬと言はれて 死を遂げて 残され生きる 男や哀れ と詠みけり。 この歌の心はその男の友のこれも一つの カミングアウトなり。 人生はまさにドラマの連続とぞ覚えけり。