新編・伊勢物語 第3323段 八橋の夜泣石 その10 星原二郎第3323段 八橋の夜泣石 その10 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年9月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』290号に 【八橋の夜泣石】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その10首目の作は 言ひ伝ふ 村上兵部 兼房の 居城近くの この夜泣石 村上兵部兼房の居城とは勿論、第3322段の八橋の葦香城のことなり。