新編・伊勢物語 第3317段 八橋の夜泣石 その4 星原二郎第3317段 八橋の夜泣石 その4 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年9月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』290号に 【八橋の夜泣石】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その4首目の作は 「しくしく」の 石の泣く声 夜の闇に まぎれて届く 和尚の耳に この歌に関しては解説等は一切の必要は非ず ぞ覚えけり。如何にや。