第3312段 ねずみ男のやうな友
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和7年8月3日
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
次の歌
胡乱者の ねずみ男の やうな友
また現れて 異界へ誘ふ
を事前に提出し臨みけり。
※胡乱者とは怪しく疑はしくいい加減なる者のことなり。
歌の心はその男の友人の一人であるI氏の事にて
まさにねずみ男のやうな友人を揶揄しての歌なり。
而して、その胡乱者といへる友人との付き合ひも
数十年に及びければ、どちらも同じ人種とぞ覚えけり。
歌会での評価は三句の【友】の表記のルビの【やつ】に
異を唱へる事は想定範囲内なれば持論を展開し反撃し
物別れに終はりけり。得点結果は残念なり。