新編・伊勢物語 第3311段 友よりたまふ折口信夫全集 星原二郎第3311段 友よりたまふ折口信夫全集 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年8月の上旬の或る日 その男の歌の友より 書籍の形見分けがありて 歌を 卒寿の 友よりたまふ 全集の 折口信夫 ま向かはむとす と詠みしかど、民俗学の泰斗である 折口信夫先生の著書は膨大なる量にて ま向かふには相当の覚悟が必要なり。 全集を前にしてため息をつき その日もその翌日も先送りしつつ迷ひ悩みけり。