第3284段 『相対性理論の敷衍による』34
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和7年5月22日
その男の所属する立春知立短歌会の
五年ごとに発行する合同歌集の今回版の
『池鯉鮒Ⅳ』に『相対性理論の敷衍による』と題した
連作45首を発表し評価を世に問ひけり。
その連作の第34首目は
若松は めでたかりけり 老松は
さらにめでたし 歌へや踊れ
この歌の心は筑紫の国は博多の祇園の山笠にて
歌はれる「祝ひ歌」の歌詞の
「目出度 目出度の若松さまよ」をモチーフとして生まれ出で
その男自身を「老い松」と見做しての比喩なり。