第3255段 『相対性理論の敷衍による』5
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和7年5月22日
その男の所属する立春知立短歌会の
五年ごとに発行する合同歌集の今回版の
『池鯉鮒Ⅳ』に『相対性理論の敷衍による』と題した
連作45首を発表し評価を世に問ひけり。
その連作の第5首目は
ダーウィンの 進化論の次は 退化論
絶滅危惧種 二万を超える
ダーウィンとは勿論、1809年生まれにて
1882年に死去のイギリスの自然科学者にて
生命の進化を論じたる『種の起源』の著書を持つ
チャールズ・ロバート・ダーウィンのことなり。
而して、この歌の心は現代では人類が原因の絶滅危惧の
余りにも多い事から進化と絶滅の相関関係に付いて
深き悩みより生まれ出でたる作なり。