第3253段 『相対性理論の敷衍による』3
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和7年5月22日
その男の所属する立春知立短歌会の
五年ごとに発行する合同歌集の今回版の
『池鯉鮒Ⅳ』に『相対性理論の敷衍による』と題した
連作45首を発表し評価を世に問ひけり。
その連作の第3首目は
無始無終の この世なりしか アインシュタインか
釈迦牟尼仏よ 真実教へて
その男のまづ普段からの疑問の一つである
この世の始まりと終はりに対する悩みに
答へられるのは歴史上を鑑みても
仏教の開祖である釈迦牟尼仏かアルベルト・アインシュタインの
二人のみではとの判断より生まれ出でたる作なり。