新編・伊勢物語 第3246段 続・刈谷のめつたいくやしいの悲恋物語 星原二郎 第3246段 続・刈谷のめつたいくやしいの悲恋物語 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年5月17日の 刈谷市文化協会所属の短歌部会の 月例歌会に出したる歌の続編として 歌を 洞隣寺の めつたいくやしいの 墓石の 古りたれ今に 恨みを語る と詠み、実(げ)に恐ろしきは振られたる女の 情念とぞ覚えけり。