第3244段 今年のかきつばた短歌大会
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和7年5月11日
三河の国は知立の八橋にて毎年恒例の
「かきつばた短歌大会」にその男
この年も次の歌の
業平の 妻への思ひ かきつばた
今に伝へて むらさき匂ふ
を投稿し知立市八橋の杜若の名所である
無量寿寺の隣の「八橋知立文化広場」へと行き
トップ賞である知立市長賞を狙ひけり。
歌の心はそてこそこのブログの本家本元である
『伊勢物語』の主人公である在原業平卿の
第八段の≪かきつばた≫の折句の心をくみ取りての作なり。
而して、短歌大会での評価は僅かに入賞と届かざる6位相当なれば
いと悔しき思ひを抱きて帰路に就きけり。
無念なる事、この上もなし。