第3241段 政治家の働き盛りの年代は
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和7年6月5日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』288号に
【擬人と代名詞】と題し連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
その13首目の作は
政治家は 五十六十 洟垂れで
七十小僧で 八十盛りと
この歌の心は第3240段の≪渋沢栄一の遺したる言葉≫の
政治家版なり。さてこの言葉を遺したる政治家とは誰か?
誰言ふともなく広まりたる言葉言葉にて
今風に申せば渋沢栄一翁の遺したる言葉の
≪パクリ≫とぞ覚えけり。
而して、年代が十ほど上なのは実業家と政治家の
働き盛りの相違とぞ覚えけり。