新編・伊勢物語 第3239段 阿佐田哲也は麻雀の鬼 星原二郎第3239段 阿佐田哲也は麻雀の鬼 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年6月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』288号に 【擬人と代名詞】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その11首目の作は 今日もまた ≪朝だ徹夜だ≫が 由来にて 阿佐田哲也は 麻雀の鬼 この歌の心は戦後間もない時期の東京を舞台として 繰り広げられたる麻雀のプロの生き様を描きたる小説を読みての 感慨の作なり。