新編・伊勢物語 第3236段 朴念仁の友なれば 星原二郎第3236段 朴念仁の友なれば 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年6月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』288号に 【擬人と代名詞】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その8首目の作は まれにみる 朴念仁の 友なれば 友は少なし われが類らし この歌の心は世に云ふところの≪類は友を呼ぶ≫にて 自らを嘲りての作なり。