新編・伊勢物語 第3234段 酒豪の宴会 星原二郎第3234段 酒豪の宴会 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年6月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』288号に 【擬人と代名詞】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その6首目の作は 飲助と 飲太郎ゐて 飲兵衛も 加はり宴席 いつ果てるやら この歌の心はその男の若き日の酒の席での事を 思ひ出し懐かしみての作なり。