新編・伊勢物語 第3224段 遠き地での短歌大会なれば 星原二郎第3224段 遠き地での短歌大会なれば 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年5月となり 日本全国の各地からそれぞれの短歌大会の案内書と 申込書が届きければ 歌を 出稿には 吝(やぶさ)かならねど 開催地 いささか遠く 迷ふ短歌大会 と詠み、出すべきか?出さざるべきか? シェイクスピアのハムレットならねども逡巡の時を過ごしけり。 具体的には九州の某県であったり、山陰の某県であったり 今少し遠出に臆病になりたる自分に自問自答しつつ 結論を先送りしつつ迷ひけり。