新編・伊勢物語 第3219段 鳥羽市相差の宿にてクラス会 星原二郎第3219段 鳥羽市相差の宿にてクラス会 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年4月25日~26日にかけて 伊勢の国は鳥羽市相差町の「海女の宿 丸善」にて その男の大学時代の男女6人が集ひクラス会を催し 出されたる料理に舌鼓を打ち歌を 伊勢の海の 海の翁は 美味かりき 刺し身塩焼き ムニエルどれも と詠み、談論風発、回顧譚に花を咲かせ 夜の更けるのも忘れて よく食べ、よく飲み、語り合ひ 旧交を温め合ひけり。 ※「海の翁」とは伊勢海老の美称なり。