新編・伊勢物語 第3211段 友人の寺の本堂落慶に贈る歌 星原二郎第3211段 友人の寺の本堂落慶に贈る歌 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年4月の中旬の或る日 その男の大学時代の同級生の男が住職を勤める 美濃の国は岐阜市の加納天神町の雲端寺の本堂の落慶を祝ひ 歌を 雲端寺の 本堂まさに 慣用句の 「信は荘厳より起こる」に頷く と詠み、贈りけり。 ※「信は荘厳より起こる」とは信心は堂宇の装飾から始まる」 の意にして、内容は形式から導かれることの意なり。