新編・伊勢物語 第3190段 新聞歌壇を その15 星原二郎第3190段 新聞歌壇を その15 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年3月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』287号に 【新聞歌壇を】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その15首目の作は 達磨歌が 入選するとは 某新聞の 歌壇選者よ 退くがよし ※「達磨歌」とは狭義にもうせば藤原定家卿の意味不明なる 難解なる歌を指し 広義の申せば奇を衒ふだけの現代短歌を指し 具体的にはその選者の名誉のために敢てその名は伏せるなり。