新編・伊勢物語 第3189段 新聞歌壇を その14 星原二郎第3189段 新聞歌壇を その14 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年3月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』287号に 【新聞歌壇を】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その14首目の作は 友人の 明察ぶりに 頷きて 疑問が解けぬ 歌会の利益(りやく) この歌の心は歌会時に仲間の作品の解釈することが出来ぬ ものも他の仲間は見事に解釈し評価することが多々ありて まさに歌会は「勉強の場」との認識を強めたる折の作なり。