第3185段 新聞歌壇を その10
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和7年3月5日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』287号に
【新聞歌壇を】と題し連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
その10首目の作は
母ものは 歌に映画に 父ものは
存在薄く 作は少なし
この歌の心は短歌作品に登場する 母と父 の
比率構成は8対2の割合とぞ覚えての作なり。
いはゆる≪母物≫はいずれの舞台にても
存在感と人気は≪父物≫を大きく凌ぐのが
実状とぞ覚えけり。