第3184段 新聞歌壇を その9
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和7年3月5日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』287号に
【新聞歌壇を】と題し連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
その9首目の作は
俳人は 明けても暮れても 俳句のみ
歌人また然り 例外あれど
二刀流といへば元祖は彼の剣豪の宮本武蔵なれど
こんにちにてはメジャーリーグの大谷翔平なれども
詩歌の世界にては歌人は歌のみ
俳人は俳句のみ
詩人は詩のみ
が、ほとんどにて歌と俳句
または歌と詩の二刀流を自在にする者は少なく
ましてや、歌と俳句と詩の三刀流は更に少なく
歌と俳句と詩と小説の四刀流となるとほぼ
その存在を知らず。
更にブログをするその男の存在価値は
レアアース並みとぞ覚えけり。