新編・伊勢物語 第3183段 新聞歌壇を その8 星原二郎第3183段 新聞歌壇を その8 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年3月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』287号に 【新聞歌壇を】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その8首目の作は わが持たぬ 才(ざえ)溢れ持つ 歌(と)友(も)羨(とも)し 妬む心に 更に落ち込む この歌の心は新聞歌壇への常連の投稿歌人に対し 親しみを込めて敢て≪歌友≫との表現を用ゐたる作なり。 訓は≪歌友≫にて≪とも≫なり。