第3174段 大相撲の若隆景の力の技
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和7年3月2日
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
次の歌
石斧もて 大木を伐り 倒しゆく
力の技に 若隆景勝つ
を事前に提出し臨みけり。
歌の心は大相撲の初場所を観戦し
或る力士を相手に豪快なる投げ技にて勝ちたる
内容を褒め讃へての作なり。
若隆景はその男の贔屓とする力士の一人にて
その風貌は源平合戦にて平家の波に揺れる小舟上の
日の丸の扇子を見事に射りたる那須の与一の風貌を
連想させる面構へと体型なり。
石斧とは鉄製の道具なき縄文時代に
石製の斧のことなり。
近き将来の大関候補と推すなり。
而して、歌会での評価は縄文時代の石斧のイメージが
理解されず低き得点なれば無念なり。