新編・伊勢物語 第3169段 西尾藩は六万石の城下町 星原二郎第3169段 西尾藩は六万石の城下町 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年3月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』287号に 【西尾吟行】と題し連作5首を発表し 評価を世に問ひけり。 その2首目の作は 今は昔 六万石の 城下町 岡崎を凌ぐ 西尾の矜持 江戸時代、かの徳川幕府の初代の征夷大将軍の 生地である岡崎藩が五万石に対し 此処、西尾藩はそれを上回る六万石を自慢する 西尾市民の心情を詠みたる作なり。