新編・伊勢物語 第3153段 魂の叫びと囁き 星原二郎第3153段 魂の叫びと囁き 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年2月の上旬の或る日曜日の朝 いつものやうに新聞を繰り拡げ 更に続けてまう一首、歌を 魂の 叫びと囁き 歌にして ささやかながら 己をさがす と詠みけり。 【sa】の音韻の出来は如何にや?