第3145段 生き甲斐と年甲斐の違ひ
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和7年2月2日
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
次の歌
「生き甲斐」と 「年甲斐」は似て ゐたれども
用途は真逆 あなたの甲斐は?
を事前に提出し臨みけり。
歌の心は「生き甲斐」は多くポジティブなる場面にて用いられ
「年甲斐」は多くネガティブな場面にて用いられ
語源的には大きな違ひはあらざると思へども
こんにち的にははっきりと分かれたる事に
思ひが及び生まれたる歌なり。
而して、歌会での評価はその男の意図を理解されず
低き得点なれば無念なり。