新編・伊勢物語 第3144段 烏も蛙も恋歌を歌ふ 星原二郎第3144段 烏も蛙も恋歌を歌ふ 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年2月の上旬の或る日 町内の烏の鳴き声を聞きて 歌を 烏には 烏語ありて 蛙には 蛙語ありて 恋歌うたふ と詠み、それぞれの言語に通じざれども それぞれが子孫繫栄の為の営みを続けゐる事に ≪神の摂理≫の深遠なる事に頬杖を衝きけり。