新編・伊勢物語 第3129段 更に人生の乗換駅のホームにて 星原二郎第3129段 更に人生の乗換駅のホームにて 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年1月の中旬の或る日 人生を乗り物の鉄道に見立てて さらに歌を 戻ること 出来ないけれど 乗り換へる ことは出来たか 頬杖を衝く と詠み、人生のたびたび、おとずれる≪選択の時≫の その時々の判断の難しさにさらに頬杖を衝きけり。