新編・伊勢物語 第3128段 人生の乗換のホームにて 星原二郎 第3128段 人生の乗換のホームにて 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年1月の中旬の或る日 人生を乗り物の鉄道に見立てて 歌を 人生の 乗り換へ駅の ホームかも 特急?鈍行? 上り?下りか と詠み、立ち止まり今後は何処へ向かふのか 思案に暮れて頬杖を衝きけり。