新編・伊勢物語 第3118段 御御籤の恋愛欄の神託 星原二郎第3118段 御御籤の恋愛欄の神託 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年1月1日 その男の正月の恒例の行事にて 知立神社へと初詣へと行きけり。 而して、恒例の厄除けの御札と火災除けの御札を給はり 更には恒例の神饌を引き 歌を 御御籤は 小吉にして 恋愛欄は 「この人を逃すな」に 深く頷く と詠み、御神託を諾ひ大鳥居にて 深く礼(ゐや)し 罷り出でけり。