新編・伊勢物語 第3095段 連作『頬杖を衝く』其の伍 来年の手帳に 星原二郎第3095段 連作『頬杖を衝く』其の伍 来年の手帳に 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和6年12月5日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』287号に 【頬杖を衝く】と題し連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その5首目の作は 来年の 手帳を手にし 如何ならむ 予定が入るや 頬杖を衝く この歌の心は毎年の事なれども 12月となり翌年の手帳を手にし 真白きページにどの様な事柄が書き込まれゆくのか? ワクワク感を表したる作なり。