第3086段 滅びゆくものとその復活
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年12月1日
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
まう一首、次の歌
時代から 取り残されて ゆくわれか
それもよからむ 先回りして待つ
を事前に提出し臨みけり。
歌の心はその男の作歌のスタイルである
日本浪漫派の標榜は今やまさに絶滅危惧種にて
滅びる事を覚悟しつつ
遠き将来には≪時代は巡る≫の言葉の通り
また日本浪漫派の隆盛の来ることを頑なに信じ
生まれ出でたる作なり。
而して、歌会での評価はその点を認められず
低き得点なれば残念なり。