第3067段 春日井の蕎麦店の【三心】を褒める歌
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年11月3日
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
次の歌
焼印の 箸珍しみ たぐりゆく
春日井蕎麦の 【三心】美しぞ
を事前に提出し臨みけり。
歌の心はその男の趣味の一つである蕎麦店巡りにて
行きたる尾張の国は春日井市の名店の誉れも高き
【三心】にて自慢の蕎麦をたぐりたる折の感慨なり。
結句の【美しぞ】とは一般的なる言ひ方は
接頭語の【お】を付与し【おいしい】の源語なり。
普通に美味であれば敬意の接頭語の【お】は不要とぞ覚えけり。
礼としては【美し】にて十分なり。
而して、歌会での評価は蕎麦好きなる仲間が居なかったのが原因かは
定かならねども内容を理解されず無念なり。