新編・伊勢物語 第3051段 蔵書の断捨離 星原二郎第3051段 蔵書の断捨離 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和6年10月中旬の或る日 徒然なるままに時を過ごし 更に歌を 脳内の 断捨離かつてに 進めども 何故に進まぬ 蔵書山なみ 読み終へ再びは読まぬ書籍 一読し積みたるままの雑誌類 などなど何れ間違ひなく処分せねばならぬ日が来る事は 知りつつ書物に対する愛着が阻みたる理由とぞ覚えけり。