新編・伊勢物語 第3052段 その男の独楽吟 星原二郎第3052段 その男の独楽吟 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和6年10月19月 刈谷市文化協会所属の短歌部会の 月例歌会に次の 歌を 楽しみは 詠草届き 作者名 頬杖つきて 推測の時 事前に提出し臨みけり。 歌の心は幕末期の越前藩の下級武士の 橘曙覧の遺したる連作『独楽吟』52首に倣ひての作なり。 而して、歌会での評価は橘曙覧の連作を知る会員からは評価をいただけど 橘曙覧を知らざる会員からの支持を得られず 低き得点にとどまり無念なり。