新編・伊勢物語 第3050段 退屈なる老いの日日 星原二郎第3050段 退屈なる老いの日日 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和6年10月中旬の或る日 徒然なるままに時を過ごし 歌を 退屈を 突き詰め問へば 老いの日日 幸せならむ これでいいのだ 住む家があり、食べ物に困る事もほとんど無く 戦火に怯えるウクライナやガザの人々の様に 今日の命の心配もなければ 御の字の日日とぞ覚えけり。